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グローバルビジネスコミュニケーション(グローバルビジネスコミュニケーション上級)

講義概要

コミュニケーションとは、社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達です。 その中には身振りや声・匂い等による様々な情報が交錯されます。
人間の間で、心や気持ちの通い合いが行われたり、互いに理解し合うことが起きてコミュニケーションは成立します。
本講義では、そのコミュニケーションの中でも、ビジネスにおけるコミュニケーションを扱います。 今後、社会でキャリアを築くにあたり、多くのビジネススキルを身につけることになりますが、その中でも、最も重要なもののひとつがこのビジネスコミュニケーション能力です。
ビジネスにおける多くの問題はコミュニケーションの問題に依拠します。
ビジネスにあたっては、コミュニケーション能力が欠けていると、仕事において成果を出し、成長していくのが難しくなると思われます。
自分では、今、コミュニケーション能力が高いと思っていても、それは仲間内でのコミュニケーションかもしれません。
多様性のある人間が混在するビジネス社会では、ビジネスコミュニケーションを身体化し、自然でありながらマナーと節度と敬意のあるふるまいがいつでもできる必要があります。
講義は実践型で行います。
企業でコミュニケーション業務に従事していた講師の知見や経験も説明します。

講義の到達目標

社会人に必要なビジネスコミュニケーション能力を身に付ける
1.「ビジネスコミュニケーション」とは何か(目的、方法論等)を理解することができる
2.「ビジネスコミュニケーション」の主題、聴衆、目標、シナリオ、環境の設計ができる
3.「ビジネスコミュニケーション」のドキュメントの良悪判断ができ、自ら作成することができる
4.「ビジネスコミュニケーション」の話法の良悪判断ができ、実践できる
5.「ビジネスコミュニケーション」のマナーやルールを理解し、実践できる
6.「ビジネスコミュニケーション」について、自分の意見を持ちコミュニケーションに積極的に参加できる
7.「ビジネスコミュニケーション」について人の意見に耳を傾け、批評や学びあいができる
8.「ビジネスコミュニケーション」について自分の優位点と改善点、リフレクションができ、行動改善ができる

担当教員

  • 朝日 透    ( 理工学術院教授、博士キャリアセンター長 )
  • 杉浦 正和  ( 商学学術院教授 )
  • 齊藤 絵理子 ( 早稲田大学研究戦略センター准教授 )

講師

齊藤絵理子:1996年早稲田大学理工学部、1998年同大学院理工学研究科卒業後、株式会社電通入社、マスコミ業界に長く従事し、一貫してコミュニケーション業務に携わる。
2014年より早稲田大学研究戦略センター講師、2017年同大学准教授、赴任時より早稲田大学全体のアウトリーチ、コミュニケーション業務に携わる。
現在、政治経済学術院や他大学でもコミュニケーション教育を担当

講義日程

日時 タイトル 担当教員/ゲスト
第1回 12月14日(金)
10:00-11:30
オリエンテーション
・講師および経歴の紹介
・講義紹介(授業概要、シラバス説明、到達目標、採点への考え等
・事例紹介(動画、資料等)
朝日、齊藤
第2回 12月14日(金)
11:30-13:00
What is 「ビジネスコミュニケーション」
・「ビジネスコミュニケーション」定義の確認(情報伝達手段の一種として理解・納得を得る行為、「理解」「納得」「行動」の3ステップ等)
齊藤
第3回 12月14日(金)
14:00-15:30
「ビジネスコミュニケーション」ドキュメント演習
・「ビジネスコミュニケーション」シナリオ構成(構成は目的による、事例として、株主説明、事業計画書、企画プレゼンテーション、事業面談、商談等)
・「ビジネスコミュニケーション」ドキュメント作成技法の紹介(レイアウト、紙に書く、可視化、インデックス、箇条書き、デザイン、フォントやビジュアルの技法、表、写真とビデオ、アニメーション効果、配布、シナリオ例として目的方法結果考察、課題分析実行改善、背景現状今後、はじめ本題最後、イントロダクション(つかみ全体像)ボデイ(メインと3つのサブメッセージ)エンディング(ポイントまとめ)等))
・ドキュメント作成のマナー(見やすく、1枚に1つ、奇抜なことを狙わない、枚数をむやみに増やさない)
・事例紹介(シナリオ構成の事例)※実在のビジネス資料の一部を公開
・受講者数から換算し1人ずつORチーム編成とシチュエーション設定
・課題を設定し、に主題、ゴール、シナリオ等の設計とドキュメント作成を実施、時間内に
・演習室またはPC持ち込みによる、適宜質問を受け付け、その場で最適なドキュメント作成の技術を指導
齊藤
第4回 12月14日(金)
15:30-17:00
「ビジネスコミュニケーション」トーク演習
・「ビジネスコミュニケーション」の視線(アイコンタクトとアイコントロール、上手な話し手は、コミュニケーションをはじめるときに「では、こちらを見てください」と最初から聞き手の視線をコントロール、手元を見続けないで聞き手に向かって視線を展開)
・「ビジネスコミュニケーション」の話法基本(「話すテンポはゆっくり」、「声の大きさ」、「声のリズム」、「声の抑揚」、「間」、「余計なことを話さない」、「一文を短く」がポイント
・「ビジネスコミュニケーション」の話法応用(「発表原稿は用意しない」、「自信をもって話す」、「結論から話す」、「あー、えー厳禁」、「余計なことを話さない」、「比喩の活用」、「アイスブレイク、ジョーク」、「エピソードを盛り込む」、「難解用語厳禁」)
・「ビジネスコミュニケーション」の表情と身体(笑顔がいいのか、ノンバーバルコミュニケーション、ボディランゲージ、服装、外見が決める、「Touch」、「Turn」、「Talk」)
・「ビジネスコミュニケーション」時間構成(発表時間を守る、タイムスケジュール設計、練習)
・「ビジネスコミュニケーション」テクニックとマナー(挨拶、質問応答、聴衆として質問するのもマナー、自己省察と改善
          ・聴衆のマナー(質問(誰が、誰に対して、どんな質問を)マナー(一生懸命ビジネスコミュニケーションしたのに質問がないのは寂しい、聴く側のマナーやルール)
・事例紹介(良質/低質なビジネスコミュニケーション話法の紹介と分析)
齊藤
第5回 12月15日(土)
10:00-11:30
「ビジネスコミュニケーション」環境設計とプレゼンテーション演習1 齊藤
第6回 12月15日(土)
11:30-13:00
「ビジネスコミュニケーション」環境設計とプレゼンテーション演習2 齊藤
第7回 12月15日(土)
14:00-15:30
「ビジネスコミュニケーション」環境設計とプレゼンテーション演習3
 ・器材の準備(環境確認(部屋の明度証明音環境観客数広さ等)、PCとUSB、持参機器、ファイルバックアップ、プロジェクター、モニター、マイク、指し棒、電池、レーザーポインター配布資料)
・想定質問への準備(Q&A(質疑応答)を成功させる秘訣、参考資料や参考データ)
・ファシリテータ(司会者、パネリスト、コメンテーター、環境・技術提供者、ボランティア)
・評価と省察(評価表と省察表にそれぞれ記入)
・発声練習、適宜アドバイスを付与し、その場で適切な技術を
・1人ずつ発表し、ビデオと音声の
・受講者は自分以外のビジネスコミュニケーションにコメント(参考になったところ、改善したほうが良いと思うところ等)を提供
・受講者フィードバック(ビデオ録画と受講者からのコメントは、後日、受講者に提供、発表書類と話法についてはすべて教員によるコメントを付帯し、受講者に提供)
・受講者の中で優秀なプレゼンターのポイントを解説
・「ビジネスコミュニケーション」講義まとめ、講評(「相手を動かす、他者の気持ちをつかむ」とは)
・自己評価アンケート実施(到達目標について段階的な自己評価、フリーコメント)
齊藤
第8回 12月15日(日)
15:30-17:00
特別講義:ビジネスコミュニケーション「ビジネスで相手を動かすコミュニケーションとは(仮)」 齊藤、朝日、杉浦

使用教室

7-311

参考文献

池上彰(2007)「伝える力」PHPビジネス新書
斎藤孝(2001)「声に出して読みたい日本語」草思社
橋本治(2005)「ちゃんと話すための敬語の本」ちくまプリマー新書
内田樹(2005)「先生はえらい」 ちくまプリマー新書

成績評価方法

定常的に行われる試験はありません。授業への積極的な態度と参加、ならびにレポートで評価します。
講義に出席するのはもちろんですが、講義内で発言・発表・デイスカッション、傾聴などの能動的な学びの姿勢や行動を重視します。
レポートテーマは授業の最後に提示します。

シラバス

講義詳細はシラバスをご確認ください。
https://www.wsl.waseda.jp/syllabus/JAA104.php?pKey=9S910100160120189S910100169S&pLng=jp

受講を希望される方は、以下の申込方法にて履修申請をお願いいたします。

◆早稲田大学 学生の方

⇒ My WASEDAより科目登録スケジュールに沿ってWEB申請を行ってください。

◆早稲田大学 ポスドクの方 ※単位付与対象外です。

⇒ こちらよりWEB申請を行ってください。

(参考)2017年度実施内容

■授業概要

グローバルビジネスの場においては、自信を持ってはっきりと英語でコミュニケーションをとることは不可欠。このワークショップでは、カジュアルなビジネスシーンの挨拶から、プロフェッショナルなプレゼンテーションまで、グローバルなビジネス環境で仕事を効果的に進めるコミュニケーションスタイルを学びます。

■受講者数

6名

■講師

朝日 透  :理工学術院 教授
杉浦 正和 :商学学術院 教授
齊藤 絵理子:研究戦略センター 准教授

■授業計画

■授業風景
第3・4回 ビジネスコミュニケーション演習
■シラバス

2017年度 秋学期(集中講義)



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