早稲田大学 イノベーション教育プログラム

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受講者の声:人工知能・先端ロボットテクノロジー実践

イノベーションとテクノロジー実践 α 詳細はこちら

第8回 ロボットテクノロジーとAI技術の融合が切り拓く新しい産業

■講義実施日

2018年11月21日(水)

■時間

18時15分 ~ 19時45分

■会場(教室)

西早稲田キャンパス53-401

■担当講師

尾形 哲也(早稲田大学 教授)、朝日 透

■講義内容

 最近のロボットテクノロジー・AI技術のイントロから始まり、終始ユーモアを交えながら講義をされたのは、本日の担当講師である早稲田大学基幹理工学部表現工学科の尾形哲也先生である。尾形先生はご自身の研究室にて、メカトロニクスを応用したシステム構築技術と、ニューラルネットワークなどの知能化技術を融合させる研究に従事している。
 特に講義で印象的だった点が、先生の人工知能開発での経験を踏まえた、「まともに手に入る情報を使って、人工知能の領域でGoogleと戦ってはいけない」という言葉である。この体験から先生は、現在のロボットと人工知能をかけ合わせたニッチな領域に踏み込んだ。そしてディープラーニングで教育した粉末計量ロボやドア開けロボなどを、多くの企業とのコラボレーションし開発したという。
 先生の目的は、機械が人間の仕事を奪うことではなく、人間との協奏を目指した研究であることに胸を打たれた。

第7回 実ビジネスにおける機械学習プロジェクトの創出と進行
-現場で起こる問題点と解決策-

■講義実施日

2018年11月14日(水)

■時間

18時15分 ~ 19時45分

■会場(教室)

西早稲田キャンパス53-401

■担当講師

稲村 博央(株式会社電通国際情報サービス 戦略ビジネス推進本部 データサイエンス部)、朝日 透

■講義内容

 本講義は、株式会社電通国際情報サービスの稲村さんがご担当された。日頃の業務は、他社の業務効率化に貢献するような機械学習導入などを行っているという。
 稲村さんがとにかく強調されていた点は、機械学習の社会実装は大きな可能性を秘めているものの、一方で非常に泥臭く大変なものであるということだ。実装にあたって注意すべき3点が、「明確な実装目的」「データ分析・人工知能に対する正しい認識」「ビジネス意識」であるそうだ。このうち一つでも欠けていると、無駄な人工知能が出来上がってしまったり、そもそも人工知能を作ることさえ難しいという。
 講義の中でも特に興味深いと感じた点は、不正や異常を検知するAI学習の難しさである。たとえ女湯に男性が入っていたとしても、それが2,3才児であるなら異常とは言えないが、彼が一人ぼっちでいるなら大きな異常かもしれないといったように。まだまだ試行錯誤の段階にある機械学習。しかしそれを語る稲村さんの目は輝いていた。

第6回 デザイン思考のススメ

■講義実施日

2018年11月7日(水)

■時間

18時15分 ~ 19時45分

■会場(教室)

西早稲田キャンパス53-401

■担当講師

澤谷 由里子(名古屋商科大学 教授)、多根 悦子(株式会社ブレインパッド アナリティクスサービス本部)、朝日 透

■講義内容

 名古屋商科大学教授の澤谷先生、株式会社ブレインパッドの多根様が、本日の「デザイン思考のススメ」講義をご担当された。初めに澤谷先生から、近年ビジネス界を含め様々な分野で利用されるデザイン思考の、基礎となる「共感」のお話があった。
 次にその共感にフォーカスしたワークショップを、教室を2つ使って行った。目的は「パーソナルデータを用いたサービスのデザイン」。しかし教室ごと、議論中にユーザーになりきる役の有無が異なる。その結果生まれたサービスは、やはり教室ごとに大きく雰囲気が変わっていた。ユーザー役を交えて議論したグループは、非常にパーソナルデータの利用に関して深く取り決めをしていたのだ。
 ここから、共感の重要さが窺い知れる。常に共感の心を持ちながらデザインすることで、ユーザビリティの高い製品が作れるのだろう。

第5回 ゼロイチ力のすすめ

■講義実施日

2018年10月31日(水)

■時間

18時15分 ~ 19時45分

■会場(教室)

西早稲田キャンパス53-401

■担当講師

堤 孝志(ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社 / 早稲田大学客員教授)、朝日 透

■講義内容

 本日の講義は、ラーニング・アントレプレナーズ・ラボ株式会社代表の堤 孝志先生が務められた。
 大企業でも将来安泰だとは言えない時代の中で、一時的な競争優位性(≒新事業創出)を示し続け、潰れない会社を作るには何が必要だろうか?ということを中心に説かれた。実はそこで必要なスキルの一つは「ゼロイチ力」であるそうだ。この力は、今までにない全く新しいものを創造する能力で、働く人全てに必要だという。画像認識と機械学習で雑草を自動的に刈り取る機械、クラウド秘書サービス、涙で糖尿病を検知する装置など、これらは全てそんなゼロイチ力から生まれた。堤先生は、そのゼロイチ力を実践形式で深く学ぶことのできるビジネスモデル仮説検証の講義を多くご担当されているそうだ。
 堤先生の非常にロジカルな説明は予備知識が無い私にもとても分かりやすく、非常に考えさせられるものがあった。

第4回 ビジネスでAI・人工知能を活用する方法
―企業でディープラーニング・機械学習を活かすには―

■講義実施日

2018年10月24日(水)

■時間

18時15分 ~ 19時45分

■会場(教室)

西早稲田キャンパス53-401

■担当講師

小山 雄太郎(株式会社電通国際情報サービス 技術本部 開発技術部 新領域研究グループ)、朝日 透

■講義内容

 今日の講義は、株式会社電通国際情報サービスにて社内の働き方改革のデータ分析などに従事されている小川雄太郎さまがご担当された。
 AIの基本的な紹介を踏まえた後、AIが魅力的である反面、その導入には多くの障害が存在することを説かれた。特に「AIの付加価値の創造」を根底にすることを怠り、AI導入自体が目的になっている状況が散見されるとのこと。そのような事態にならないように「Think Big, Start Small, Move Fast」の3つに注意し、小さい検証を素早く回すことが大切であると強調されていた。そのような試みを通し、デジタルトランスフォーメーションを会社に生み出すことは、何もIT関係の会社に限定したことではないそうだ。
 講義全体として、資料は事例を多く交えており分かりやすく、小山さまの優しい人柄のにじみ出る素晴らしい講義であった。

第3回 バイオメディカルベンチャーの成功の秘訣

■講義実施日

2018年10月17日(水)

■時間

18時15分 ~ 19時45分

■会場(教室)

西早稲田キャンパス53-401

■担当講師

池野 文昭(Stanford Biodesign Advisory Faculty/MedVenture Partners株式会社 取締役チーフメディカルオフィサー)、樋原 伸彦

■講義内容

 本日の講義は、スタンフォード大学にて研究活動を行う傍ら、日本でも医療機器システムの改善に従事されている池野文昭先生が担当された。
 講義中に池野先生がお話された、静岡県で初めて救命のためにヘリコプターを飛ばした話はとても印象的であった。特に、当時無許可で飛ばしたことを責める人がいたが、次第に理解されるようになった経験を踏まえ、「やっぱり結局のところ人を救う人が評価されるんだよ」という言葉は胸に響いた。
 池野先生は終始自分は運がいいと仰っていたが、講義ではそれ以上に、その運を逃さない信念のようなものを感じた。池野先生の魅力的な性格は、そんな強い信念が裏付けしているのだろう。

第2回 テクノロジーで起業しよう!技術スタートアップの始め方

■講義実施日

2018年10月10日(水)

■会場(教室)

西早稲田キャンパス53-401

■担当講師

石川 聡彦(株式会社アイデミー 代表取締役CEO)、樋原 伸彦

■講義内容

 今回の講義は、オンラインAIプログラミング教材を提供する株式会社アイデミーのCEO、石川 聡彦様が担当された。
 講義で石川様は会社の紹介を通し、情報革命である21世紀の生き方を説かれた。中でも近年の世界的なデータ量の急増による、AIの需要の高まりを強く感じているとのこと。また、スタートアップという観点から見ても、AIなどの先端テクノロジーはまさに特急券のような存在であるそうだ。これを多くの人に広めたい、それが石川様の大きなモチベーションであることが伺えた。
 特に興味深かった点は、石川様の失敗談を交えた未来の起業家への助言である。ユーモアを交えつつ、実体験を語って頂けたことはとても良い機会だった。

第1回 AIテクノロジー・ビッグデータ解析を活用した食ビジネスのイノベーション

■講義実施日

2018年10月3日(水)

■時間

18時15分 ~ 19時45分

■会場(教室)

西早稲田キャンパス53-401

■担当講師

菊池 紳(プラネット・テーブル株式会社 代表取締役)、朝日 透

■講義内容

 初回講義は、プラネット・テーブル株式会社 Founder / CEO 菊池 紳様がご担当された。同社は、「農業に携わる人々のモチベーションをより良くしたい」を理念とし、講義ではそのエッセンスをお話頂いた。
 菊池様の起業のルーツは、丹精込めて育てた作物を正当に評価されない現状に嘆いたという、自身の農業体験に根ざしている。そこで農畜水産物生産・流通システム「SEND」を開発し、そんな不公平感の無い農業の実現を目指しているそうだ。実際にSENDは大きな反響をもたらし、農家の方々から好評を頂くだけでなく、GOOD DESIGN AWARD 2017 金賞を受賞するなど、確実に日本の農業に良い影響を与えている。
 農業の実体験に基づいた菊池様のお話はとても魅力的で、「絶対に自分が変えるんだ」という当事者意識は私たちの胸に刺さるものがあった。



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